犬のしつけ−家庭内の順位を確立する

子犬を迎えて初めての散歩を非常に楽しみにしている人は多いことでしょう。
ところが、そんな飼い主の興奮とは裏腹に、
子犬が玄関で立ち止まって全く歩いてくれないということも往々にしておこります。

 

こんな時にありがちなのが、飼い主も一緒に立ち止まって困ったねぇと犬とお見合いしてしまうことです。
飼い主が素知らぬ顔で玄関を通過すると、犬も案外怖がらず通過するものです。

 

またいつも同じ場所で犬が固まってしまうなら、
その手前から少し勢いを付けて一気に通過してしまうのも手です。

 

そして通過できたら、めいいっぱい褒めて喜んであげて下さい。
怖がっている犬を強引に引きずり出すのは、一番してはいけないことです。

 

また家族のある一人(例えばお父さん)の言うことは聞くのに、
他の家族の成員の言うことは無視するという場合もあります。

 

これは、犬にとってお父さんが序列第一位で、自分が第二位、
他の家族は自分よりも下だと認識されているために起こります。

 

いつも散歩に連れて行ったり食事を与えているからといって、
犬にとって序列が上だとは限りません。召使いと認識されていることすらあるからです。

 

家族全員の命令を聞くように犬をしつけるためには、
まず犬の中の歪んだ序列を組み直さなければなりません。

 

これには、長い時間と飼い主の側の根気が求められますが、
愛犬との幸せな毎日のためには取り組むべき課題です。
是非正しい序列を犬に認識させ、しつけを成功させて下さい。